黒川検事長の辞任や検事総長の辞退についての本人や知人のコメントは?

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[chat face=”6d821591779ff2f905aeb57b158bbd76.jpg” name=”デミオ” align=”left” border=”blue” bg=”none”] どうも、デミオです!

ゆたかな日々にお越しいただき、ありがとうございます!

(2020-05-16投稿)

今回は
黒川検事長の辞任や検事総長の辞退についての本人や知人のコメントは?
について書きました!

黒川検事長がなぜ定年延長されているのかについて前回調べました。

一言で言うと、優秀で政治家からしてみると非常に使い勝手が良く、コロナ対応に集中するために同じ人を継続して起用したい、という政府と検察庁の思惑が一致したから、と僕の中では考えています

ですがここまで批判が集中した以上、このまま検事長でいるのは本人的にもかなり居心地が悪いし、本意ではないのかなと思います

そこで今回の件に関して本人や知人検察庁関係者のコメントをまとめたいと思います

ぜひ最後まで読んでください!
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黒川弘務東京高検検事長のプロフィール

デミオ
まずはプロフィールを紹介します。
[box02 title=”黒川弘務東京高検検事長 プロフィール”]
黒川 弘務(くろかわ ひろむ、1957年2月8日 – )は、日本の検察官、法務官僚。
法務省大臣官房長や、法務事務次官を経て、東京高等検察庁検事長。

■経歴
東京都出身。
早稲田高等学校を経て、1981年、東京大学法学部第1類(私法コース)卒業 。
司法修習35期。
1983年、検事任官、東京地方検察庁検事。
新潟地方検察庁、名古屋地方検察庁、青森地方検察庁等の地方検察庁に勤務。
のち法務省に異動、司法制度改革で中枢的な役割を担った。

2001年12月 法務省大臣官房司法法制部司法法制課長、2005年1月 刑事局総務課長、2006年7月 大臣官房秘書課長、2008年1月 大臣官房審議官、2010年8月松山地方検察庁検事正。
2010年10月法務省大臣官房付に異動、検察の在り方検討会議事務局を担当した。
2011年8月 法務省大臣官房長。
2016年9月5日、法務事務次官。
2019年1月18日東京高等検察庁検事長。

■人物
趣味は犬の散歩。

■著作
黒川弘務・坂田吉郎・髙木佳子著『Q&A弁護士法人法』商事法務研究会、2002年3月
黒川弘務・坂田吉郎著『わかりやすい弁護士法人制度』有斐閣、2002年5月
黒川弘務・石山宏樹著『実務サービサー法225問』商事法務研究会、2011年3月
黒川弘務著『逐条解説 サービサー法[四訂版]』金融財政事情研究会、2012年5月
[/box02] [chat face=”6d821591779ff2f905aeb57b158bbd76.jpg” name=”デミオ” align=”left” border=”blue” bg=”none”] 検事長になったのは2019年1月と割と最近のことなんですね

大臣官房付→大臣官房長→法務事務次官と出世?しているようですが、
イマイチどういう位置づけで、どんな役職なのかわからないので、調べてみました

これを見ると、法務省の中で順当に出世していることがわかりますね。

また、法務省大臣官房付~法務事務次官の間は、内閣とかなり近い立場だということも分かりますね。

法務省にいた、2010年~2019年は見事に全期間安倍内閣のタイミングとかぶってます

■安倍政権の期間

人目内閣総理大臣生年月日年齢内閣在任期間日数所属政党
90 57安倍 晋三 1954年65歳第1次安倍内閣2006年(平成18年)9月26日 –366日自由民主党
(昭和29年) 改造内閣2007年(平成19年)9月26日 
9月21日 
 
96第2次安倍内閣2012年(平成24年)12月26日 –729日 
 改造内閣2014年(平成26年)12月24日 
97第3次安倍内閣2014年(平成26年)12月24日 –1043日 
 第1次改造内閣2017年(平成29年)11月1日 
 第2次改造内閣 
 第3次改造内閣 
98第4次安倍内閣2017年(平成29年)11月1日 –916日 
 第1次改造内閣(現職) 
 第2次改造内閣 

 

第2次安倍内閣以後の在任日数2688日
第1次安倍内閣を含めた安倍政権の通算在任日数3054日
[chat face=”6d821591779ff2f905aeb57b158bbd76.jpg” name=”デミオ” align=”left” border=”blue” bg=”none”] あとは、本を結構出されているのだなと思いました。

「サービサー」って聞き慣れなかったので調べてみました。
「債権管理回収業に関する特別措置法(サービサー法)」という法律のことだそうです。

弁護士法により、弁護士または弁護士法人以外のものがこの業務を行うことは禁じられていましたが、不良債権の処理等を促進するために「債権管理回収業に関する特別措置法(サービサー法)」が施行されて、弁護士法の特例としてこのような民間会社の設立ができるようになりました。
引用元:全国サービサー協会HP

[chat face=”6d821591779ff2f905aeb57b158bbd76.jpg” name=”デミオ” align=”left” border=”blue” bg=”none”] 司法試験合格して、検事の道の途中で法務省の仕事してたんですねー
今は東京高等検察庁の検事長!
その上が検事総長みたいですね。

ずっと検事やるよりも法務省とかに行くほうが出世するんですかね

黒川検事長の辞任や検事総長の辞退についての本人や知人のコメントは?

黒川検事長本人の定年延長法案や検事長の辞任や検事総長の辞退についてのコメント

[chat face=”6d821591779ff2f905aeb57b158bbd76.jpg” name=”デミオ” align=”left” border=”blue” bg=”none”] まずは、黒川検事長本人の定年延長法案や検事長の辞任や検事総長の辞退についてのコメントについて

(週刊文春の記者のインタビューの応答)
――今回の定年延長は検事総長就任含みですか?
「……」
――「安倍政権ベッタリ」と言われる黒川さんが検事総長になって部下の検察官はどう思うのでしょうか?
「……」
――“黒川検事総長”で政界捜査はできるんですか?
「……」
 黒川氏は「取材は法務省を通して下さい」と答え、こう付け加えた。
「あなたのせいで僕の趣味の犬の散歩ができなかった」
引用元:週刊文春2020年2月13日号 

自分が総長にならない方がいい。自分はこれまで“安倍政権べったり”などと散々悪口を言われてきた。新任検事や若手の検事がトップをみて、士気が下がるのが怖い  

引用元:週刊文春2020年2月13日号 

[chat face=”6d821591779ff2f905aeb57b158bbd76.jpg” name=”デミオ” align=”left” border=”blue” bg=”none”] 黒川検事長本人としては、検事総長になるの自体は乗り気ではないというか、
ならない方がいいと考えていたようです。

黒川検事長の同期の若狭勝氏のコメント

「黒川とは今も家族ぐるみの付き合いをし、林とは修習生時代に同じクラスでした。
だからともに親しく、よく知っています。
2人は甲乙つけがたく、どちらも検事総長をこなせる人材です。
ただ、若い頃の黒川は愛すべき人物で、他人を押しのけてまで俺が、という出世欲を感じなかった。
35期で最初から総長候補に挙がっていたのは林で、検事の任官のときには裁判所からも引きがあるほど優秀だった。
同期の他の候補でいえば、佐久間(達哉・元東京地検特捜部部長)でしょうか。
その2人が総長候補だと見られてきましたが、黒川はそこには入っておらず、将来の総長候補には挙がっていませんでした」

引用元:文藝春秋~「黒川東京高検検事長“定年延長”の真実」安倍政権の思惑vs.検事総長の信念~ 
  

「官房長は職務上政治家とのつながりが強くなるポスト。
内閣に助言を与えるのは職務の一環。必ずしも安倍政権だからといって力を貸すというわけではない」

「民主党の政権の時もそうですし、ほかの人が総理であったとしても官房長という職務である以上は内閣に力を貸す」

「黒川さんが検事総長になるべきではない」
「各種政治家の事件で黒川さんが不起訴方向に力を加えたんじゃないかという点は、無い」

「いくら黒川さんが内閣、法務省で力があったとしても政治家の事件を不起訴にするかどうかは、最高検察庁をトップとした検察庁内部の問題。黒川さんが事件をつぶしたということは客観的にないと思います」

「人当たりがよく、フランクな男。政治家から頼まれたら普通突っぱねるけど、『分かりました、検討します』という受け答えもする。だから信頼される」

引用元:デイリースポーツ~若狭氏、黒川検事長「安倍政権寄り」を否定 政治家の不起訴指示も「無い」~ 

定年延長法案や黒川検事長の辞任や検事総長の辞退についての法務省/検察当局のコメント

[chat face=”6d821591779ff2f905aeb57b158bbd76.jpg” name=”デミオ” align=”left” border=”blue” bg=”none”] 次に定年延長法案に関する法務省検察当局のコメントです

検察官の定年を延長する検察庁法改正案を巡る議論が国会などで広がるなか、法務・検察当局に困惑が広がっている。
多くの幹部が「政権の意向で捜査が左右されることはない」という姿勢を示すが、著名人を含めツイッターで批判が相次ぐ状況に「これほどまで注目されるとは予想外だった」という声も漏れた。
「不偏不党でやってきた検察の中立性に疑念を持たれるのは心外」
ある検察幹部は語気を強める。
改正案を批判する声の多くが検察の捜査への政権の介入を懸念していることについて、「政府や検察の上層部が誰であっても捜査に影響はない」と語った。
(中略)
法務省幹部は「これほど大きな話になるとは」と驚きつつ、
「検察庁法の改正は同時に改正する国家公務員法との整合性を図るためで、黒川検事長の定年延長とは関係ない」と強調する。
ただ黒川検事長の定年延長を巡っては、全国の検察幹部が集まる2月の会議である検事正が「国民に経緯を説明すべきだ」と発言するなど、内部で異論もあった。
検察内では「特例は黒川検事長の定年延長問題を正当化するために盛り込まれたように見えてしまうのは事実だ」と冷ややかな声も聞かれた。

[chat face=”6d821591779ff2f905aeb57b158bbd76.jpg” name=”デミオ” align=”left” border=”blue” bg=”none”] 検索の中立性に疑念を持たれるのは心外で、仮に今回の定年延長法案が可決されたとしてもそこにブレはないという見解ですね。当たり前ですけど

検察庁法務省としても、「黒川検事長への肩入れととられるかも」と思っている方もいるみたいですが、 そこは定年延長法案の本来の狙いではないということみたいですね。

と思ったら、こんな検察庁関係者のコメントも見つかりました

「黒川氏は『自分が総長にならない方がいい。自分はこれまで“安倍政権べったり”などと散々悪口を言われてきた。新任検事や若手の検事がトップをみて、士気が下がるのが怖い』と敢えて意欲を隠してきました。ところが、その言葉とは裏腹に、昨年9月の内閣改造では菅氏に近い河井克行氏が法相として入閣。黒川氏の総長就任への布石だとの見方が広がり、河井氏が公職選挙法違反の疑惑で辞任した10月以降、検察首脳人事は再び迷走を始めるのです」

「その意趣返しか、事件捜査に慎重だった稲田氏が年末年始を挟んで河井夫妻の徹底捜査を指示。担当する広島地検には岡山や山口、そして大阪地検特捜部からも応援検事が入り、1月15日の一斉家宅捜索に繋がったのです。稲田氏は河井捜査で菅氏側にプレッシャーを掛けたともっぱらでした」

「皮肉なことに黒川氏の犬の散歩以外の趣味は麻雀とカジノ。休日にはマカオや韓国にカジノに出掛けることもあるそうで、カジノの内情を知る彼はIR捜査に一見積極的だった。河井氏についてもかつて法務副大臣だった頃の高圧的な態度が我慢ならなかったようで、捜査にはっぱをかけていた。つまり、彼は捜査を煽る一方で、官邸には調整役として恩を売る。彼が“腹黒川”と揶揄される所以で、そうして自分の存在意義を高め、総長の座をほぼ手中に収めたのです。

禁じ手人事の見返りに、黒川氏は今後官邸側から、河井捜査だけでなく、菅原一秀議員の公選法違反の捜査でも議員らを無罪とするための役回りを負わされかねません」  
引用元:週刊文春2020年2月13日号 

黒川検事長をよく知る有田芳生議員やジャーナリストの江川紹子コメント

[chat face=”6d821591779ff2f905aeb57b158bbd76.jpg” name=”デミオ” align=”left” border=”blue” bg=”none”] まずは、黒川検事長のことをよく知る有田芳生議員やジャーナリストの江川紹子さんのツイートを紹介します。

[chat face=”6d821591779ff2f905aeb57b158bbd76.jpg” name=”デミオ” align=”left” border=”blue” bg=”none”] 有田芳生議員や江川紹子さんは、黒川検事長を高く評価しており、少なくとも黒川検事長が冤罪や政治家のもみ消しなどに加担したとは思ってないようですね

またお二人は特に黒川検事長の辞任や検事総長の辞退に関してはコメントしてませんでした

黒川検事長に関する津田大介さんに関するコメント

[chat face=”6d821591779ff2f905aeb57b158bbd76.jpg” name=”デミオ” align=”left” border=”blue” bg=”none”] こんな感じで、津田大介さん的には黒川検事長が辞職したからこの問題終わりというのではなくて、 この定年延長法案は三権分立が壊れるような事態がさらに加速する、と言っているみたいですね。

この津田大介さんに対する反対意見も一応まとめておきます

[chat face=”6d821591779ff2f905aeb57b158bbd76.jpg” name=”デミオ” align=”left” border=”blue” bg=”none”] 津田大介さん酷い言われようですね💦

よく知りませんがそんなに「韓国中国にとって都合が良い立ち回りをしてる人」ですかねー?

黒川検事長の辞任や検事総長の辞退についての本人や知人のコメントは?に関する感想

[chat face=”6d821591779ff2f905aeb57b158bbd76.jpg” name=”デミオ” align=”left” border=”blue” bg=”none”] 黒川検事長本人を知る方の評判はすごく良いですね。

それだけに、定年延長法案によって、三権分立が壊れるような事態に絡んでしまったのは残念でなりません

朝日新聞屋ツイッターなどでも言われてますが、検事総長については辞退するのがいいと思います

検事長の職務についても後任が決まり次第辞職する方が本人のためかもしれません。

黒川検事長について他にもオススメの記事があるので、そちらもぜひ読んでみてください!

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まとめ ~黒川検事長の辞任や検事総長の辞退についての本人や知人のコメントは?~

[chat face=”6d821591779ff2f905aeb57b158bbd76.jpg” name=”デミオ” align=”left” border=”blue” bg=”none”] いかがでしたか?
楽しんでいただけましたか?

それでは、内容をまとめます。

  1. 検察関係者や黒川検事長の同期の若狭勝氏は「政治家内閣への忖度で検察が捜査を緩めることは絶対にない」と断言
  2. ただし検察庁関係者の中に「黒川検事長が検事総長になると収賄事件の見逃しがあるかも」と週刊文春にコメントした方も
  3. 黒川検事長と仕事をしたジャーナリストの江川紹子さんや有田芳生さんは、有能で政権への忖度ない、といった意味のツイート

以上で
黒川検事長の辞任や検事総長の辞退についての本人や知人のコメントは?
についてのまとめを終わります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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