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今回は
小池百合子の実績は?都知事1期目の評価や公約の達成度は?
について書きました
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色々調べていますが、多分小池百合子氏が都知事二期目になるんだろうなー
というデータが揃ってきています
なので、今回は改めて小池百合子都知事の1期目の評価や公約達成度を調べてみたいと思います
ぜひ最後まで読んでください(^^)
小池百合子の実績は?都知事1期目の評価や公約の達成度は?
ちょっと長いのですが、
東京都や大阪府で改革参謀として関わっていた上山氏の
小池百合子都知事の評価の記事を紹介します
https://news.yahoo.co.jp/byline/ueyamashinichi/20200701-00185953/
上山信一
慶應大学総合政策学部教授、改革参謀
専門は企業,政府,非営利組織の戦略&経営改革。1957年大阪市生まれ。京大法,米プリンストン大学院修士卒.旧運輸省,マッキンゼー(パートナー),米ジョージタウン大学研究教授を経て現職.兼務で大阪府市特別顧問,愛知県政策顧問,国交省政策評価会座長,日本博物館協会評議員,ビジネスモデル学会理事のほか企業の取締役,監査役,顧問等。過去に東京都顧問・特別顧問,東京財団上級フェロー,新潟市都市政策研究所長等を歴任.著書に『改革力』『大阪維新』等。世界117か国を旅した。DMMオンラインサロン「街の未来、日本の未来」主宰 https://lounge.dmm.com/detail/1745/
4年前、東京都政は混乱の渦中にあった。
猪瀬、舛添の両氏が2代続けて任期途中で辞任した。
豊洲市場の建設に普通の県の年間予算に匹敵する5800億円もの大金が費やされてきたと分かった。
さらに五輪開催費が招致時の7300億円を大幅に超え、実は2兆円、いや3兆円かかる見込みと報じられた。
五輪の準備は森元総理が率いる組織委員会が担っていた。
だがエンブレム問題や国立競技場問題等の不手際から都民は五輪の運営体制に関し不安を抱いていた。
「このままではどんどん費用が膨らむのではないか」と懸念が募った。
こうした事態をチェックするのは、本来は都議会の役割だ。
だが音喜多氏、柳ケ瀬氏ら一部議員が問題提起をするのみで主要会派は事実上、沈黙を保っていた。
それどころか都議会のドンといわれる人物を巡る様々な疑惑が週刊誌で報じられた(真偽は不詳)。そんな中、16年夏の都知事選は行われた。
自民党(増田元総務大臣を擁立)といわゆる左翼勢力(鳥越氏を擁立)の戦いになると思われていたところに自民党の反対を押し切って小池百合子氏が飛び出してきた。
小池氏は緑のシンボルカラーで選挙戦を戦い、劇的な勝利を収めた。
それから4年、現状をどう評価すべきか?筆者は16年夏~18年3月末に第1次小池都政の顧問、および都政改革本部の特別顧問として行政改革にかかわった。
こうした経験をもとに小池都政の1期目4年間を振り返り、総括してみたい。
(注)筆者の専門は自治体の経営改革である。
08年以降の大阪府市の改革で大阪府と大阪市の特別顧問を務めている(橋下、松井、吉村の3知事の時代)。
また他県についても愛知県(現大村知事)、奈良県(現荒井知事)、岩手県(増田元知事時代)の行政改革のアドバイザー(政策顧問等)を務めてきた。
市町村でも堺市、福岡市、横浜市、新潟市等の改革に参画してきた。
この記事書いた上山氏は自治体の経営改革の専門家で、小池都政の前半は特別顧問だったようでsね
●問1:小池都政は、前2代の知事辞任に伴う都民の都政に対する不信を払しょくできたのか?
4年前の都政は、都民の信頼回復が最大の課題だった。
そして今、コロナや五輪延期等、外部環境は激変したが都政自体は極めて安定している。
都民の知事支持率は高く、都議会の各会派との関係も良好である。意外にもマスコミ等が混乱と批判する前半の荒療治が功を奏したと思われる。
小池知事は就任後2年の間に矢継ぎ早に過去の知事たちが生み出し、あるいは解決を先送りした都庁の3大課題(豊洲移転、五輪予算、議会改革)を処理した。
そこで前半2年で石原都政後半以来の都政の膿を出しきった。
●問2:大局的な意味で前期の混乱に意味があったとしても、当初公約に掲げた「五輪予算の見直し」や「豊洲移転の見直し」は達成できたと言えるのか?結局、五輪会場は移転しなかったし、築地は廃止になったではないか?
(1)五輪予算の見直し
わが国マスコミは会場変更ばかりを期待し知事と調査チームはそれができなかったと批判する。
だが本丸はそもそも会場変更ではなかった。
開催経費の縮減と厳格な予算管理をIOCと組織委員会に迫ることこそが調査チームの使命であり、それについては海外向けの情報戦が功を奏したと考える。(2)築地市場の豊洲移転問題
市場の移転については知事は「いったん立ち止まって考える」と宣言していた。
それに従い、就任後、早々に豊洲への移転の延期と立地のあり方自体を再検討すると決めた。
まとめると、小池知事は、就任4カ月後(16年末)には五輪予算問題に決着をつけ、さらにその半年後(17年6月)には豊洲移転問題にも決着をつけた。
ともに金額が大きく、過去の都政の業(ごう)を煮詰めたような課題だった。
それを小池氏は一気に片づけた。
すっかり忘れてました
小池百合子さんは正面から解決したと高評価を受けてますね
まとめ
大きくとらえると小池知事は当初、単騎で都庁に乗り込み、同志3名のところから都民ファーストを創り、外から有能で若い仲間を引き入れた。
同時に公明と融和し、最近は自民とも是々非々の協調関係を築きつつある。
これは現職の強みに過ぎない、あるいは田舎の自治体のオール与党体制と同じではないかという批判もあろう。
だが、出発点から今日までの足取りを見ると剛腕、したたかと言わざるをえない。
当代一流の極めて有能な政治家であることは明らかだろう。〇二期目の課題
二期目の小池都政はどうなるのか?財政は厳しくなる。
東京都の予算は7兆円を超えるがこの数年は他の道府県がうらやむほどの余裕の財政だった。
しかし法人税への依存度が高く、都の財政は景気に敏感である。
コロナ関連の出費で基金残高は激減し、本年度の税収は大幅減が必至である。
加えて五輪は開催されても規模は縮小で経済効果が限定的だ。
それどころか中止の場合、IOC、国、組織委員会との費用負担を巡る新たなバトルが発生する。賞味期限切れの気配が濃厚な安倍政権のもとで国政も激動期に入るだろう。
早ければ今秋の改憲の是非を問う解散総選挙があるかもしれない。
安倍政権は延命するかもしれないが、総理が変わる、自公連立の枠組みが変わる可能性もある。また来年は都議選がある。
都民ファーストが躍進すれば、迫る財政危機をばねに地下鉄やバスの民営化などの構造改革に着手できる可能性がある。
逆に都民ファーストが失速すれば都議会に他に改革政党はいない。
すると残念ながら都政はしばし安全運転に終始するだろう。いずれにせよ、小池都政の第2期は開催されても規模縮小、もしくは中止される五輪の後処理、財政危機、そして早晩、ポスト安倍政権のもと国政との新たな関係構築(税源配分等)の新たな難題に直面する。
こうした厳しい時期に剛腕の二期目の知事を擁する東京都は幸運といえよう。
だが2025年以降は人口も減少に転じ、高齢化がますます進む。
インフラ老朽化、団地再生等の都市経営課題も山積みである。
その意味で小池知事は二期目のうちに優秀な後継チームを都民ファーストの議員らの中に見出しておくべきではないか。
今回都知事選は小池氏への信任投票の儀式であり、争点すら成立しておらず、東京の転機とならない。
重要な転機は来年の都議選であり、そこで改革与党である都民ファーストがどこまで躍進できるか、そしてその集団の中からポスト小池時代の都政を支える議員チームがどこまで育っていくかがポイントである。
小池知事は自らの日本新党時代の経験に照らし、若手の優秀な人材を募り、都民ファーストを創った。
その功績は偉大である。何ですか
だが彼らは民意から生まれた。
二期目の小池知事にはさらに都民ファーストを強く大きな政治集団に育てていただきたい。
と大絶賛でしたね。
一緒に働いた贔屓目も多少はあるかもしれませんが、
豊洲、オリンピックと大変な問題を何も無かったように解決したのはすごいですね
小池百合子都知事の公約達成度は?
小池都知事が前回選挙で掲げた公約として、〈7つのゼロ〉がある。
待機児童、満員電車、電柱、ペット殺処分、残業に加え、介護離職ゼロや多摩格差ゼロといったものまでが大々的に喧伝された。
「そのほとんどが達成できていません」
と断ずるのは、小池知事と行動を共にしながら、政策面で対立し、2017年の都議選後、袂を分かった上田令子都議である。
例えば、待機児童に関していえば、小池都知事が就任した16年は約8500人だったのが、昨年は約3700人に減ってはいる。
「熱心に取り組んでいましたが、小池さんの就任前からの問題であり、大きく改革したわけではありません。満員電車ゼロは“電車を2階建てに”などの思い付きを持ち込んで、現場を混乱させ、多摩格差ゼロに至っては検証することすらできません。唯一達成できたのはペット殺処分ゼロです」
小池都知事 公約どうなった?
「7つのゼロ」苦しい言い訳
図
小池百合子東京都知事が前回知事選などで掲げた公約は、この4年間で一体どうなったのか検証しました。「築地は守る」ほご
「挑戦して良かった」。15日、都知事選(7月5日投票)の政策発表で小池氏は、築地市場問題の対応などについて記者から問われ、こう述べました。「築地は守る」「市場機能は確保する」(2017年6月)との発言をほごにし、跡地の再開発方針に市場の再整備は盛り込まなかった小池氏。公約違反には一切ふれず自身の「功績」と言わんばかりに開き直りました。
都民の声無視姿勢
「都民が決める。都民と進める」のスローガンは16年知事選で小池氏が訴えた目玉公約でした。しかし、実際は都民の声を無視する姿勢が目立ちます。小池氏は、コロナ対策の先頭に立つ都立・公社病院の独立行政法人化を推進。多くの医療関係者、住民が反対しています。方針素案に対するパブリックコメント(意見公募)を行いましたが、1511件の意見のうち反対が圧倒的多数を占めました。それでも小池氏は推進姿勢を改めようとしません。
羽田空港の離着陸便が都心上空を低空飛行する危険な新ルートの運用でも、地元の不安の声に耳を貸さずに国の計画にゴーサインを出し、一体となって進めているのが小池氏です。昨年3月、品川・渋谷両区議会が計画の再考、見直しを求める決議、意見書を全会一致で可決。小池氏はこれらを無視し、国が新ルート運用を決定すると「国や関係自治体の尽力に感謝する」とコメントしました。
黒塗りの情報開示
「東京大改革の一丁目一番地は情報公開にあり」。都政の「透明化」「見える化」を訴え当選した小池氏が、この4年繰り返し続けていることです。築地市場の豊洲移転をめぐる意思決定の変遷について情報開示を会見で求められた小池氏。「情報、文書が不存在であると。それはAI(人工知能)だからです」などと意味不明の説明をし、記者団をあぜんとさせました。
カジノを中核とするIR(統合型リゾート)誘致に関する都の調査結果などは、ほぼ黒塗り状態で開示されました。黒塗り文書を「のり弁」に例え、「自分は日の丸弁当にする」と言ってきたことと全く反します。
“達成ゼロ”批判も
今回、感染症対策を理由に街頭演説はせず、「オンライン選挙」に専念する小池氏。ツイッター上の「#小池ゆりこに物申す」で質問を募集し、回答の動画を配信していますが、“達成ゼロ”との厳しい批判を浴びる「7つのゼロ」の言い訳に終始しています。「残業ゼロ」をめぐっては、都庁職員で見ても1人当たりの残業時間がこの4年、月平均23時間前後で推移し、ゼロには程遠い状況です。
昨年度末までの実現をめざした「待機児童ゼロ」も未達成。日本共産党都議団の調査によれば、国の定義が待機児童と見なさない「隠れ待機児童」を含めると、1万8千人超が認可保育園などを申し込みながら、利用できていません。
「多摩格差ゼロ」について小池氏は、当選翌年の17年10月以降、都議会でひとことも言及しなくなりました。「ペット殺処分ゼロ」は達成したと自慢するものの、獣医師の判断によって病気やけがなどを理由に処分したイヌ、ネコは除外されています。
都は、総務省統計で推計約7800人(17年)とされた介護離職者の推移を把握しておらず、「介護離職者ゼロ」の検証は現段階で困難です。「満員電車ゼロ」「都道電柱ゼロ」も達成の見通しは立っていません。
引用元:しんぶん 赤旗~小池都知事 公約どうなった?
小池百合子の実績は?都知事1期目の評価や公約の達成度は?に関する感想
小池百合子さん、専門家からはかなり高評価でしたね
が、公約の達成度はまだまだですね
「電車2階建てにしてはどうか?」
はまじで混乱させるだけの発言ですね
他にもオススメの記事があるので、そちらもぜひ読んでみてください!
まとめ ~小池百合子の実績は?都知事1期目の評価や公約の達成度は?~
それでは、内容をまとめます。
- 第1次小池都政の顧問、および都政改革本部の特別顧問をつとめた上山信一(慶應大学総合政策学部教授)は大絶賛!
- 公約の達成度は低く、達成できたのは「ペット殺処分ゼロ」だけ!
以上で
小池百合子の実績は?都知事1期目の評価や公約の達成度は?
についてのまとめを終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^)
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